ザ・メニュー[ネタバレなしレビュー]
どうもぼっちです。
ちょっと間をあけてしまいましたが、なんとか次の記事を書こうと思い立つことができました。これまでの人生で数多くの三日坊主を繰り返してきましたが、なんとか頑張っていきたいと思います。(まだ2投稿目)
□評価(⭐︎5満点)
ストーリー:⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
演出 :⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
テンポ :⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
キャスト :⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
□感想
「ザリガニの鳴くところ」とどっちを見るか迷いましたが、家でご飯をだらだら食べていたら、レイトショーの時間が間に合わなくて、結果的にもっと遅いレイトショーの「ザ・メニュー」を見ることになりました。しょうもないですね。
映画館の宣伝パンフのところで少し見た程度の予備知識で、どんな映画なのかはまったく想像できていませんでしたが、出演がアニャ・テイラー=ジョイ、レイフ・ファインズ、ニコラス・ホルトと、映画オタクとも呼べない程度の自分でも知っているキャストだったので、そこの部分は楽しみでした。
映画全体の雰囲気としては、ミッドサマーやへレディタリー/継承を手掛けた「A24」の雰囲気が感じられました。孤島のレストランで振舞われる最上級のコース料理にどのような秘密が隠されているのか・・・。コース料理が進む中で明かされていく謎とその演出が非常に見ごたえのある映画でした。
ただ、ストーリーは少し難解なもののように感じました。自分の解釈のレベルが低いのもあるとは思いますが、なぜそうなるのかという因果関係を整理するのが大変でした。演出の裏、言外の意図を読み取ることが、この映画をより楽しむために必要なことだと感じられました。いくつかの話題がパラレルに進行する場面もあり、映画を見慣れていないと少し苦労しそうな作品かもしれません。
あと、やはり俳優の力を感じざるを得ない作品でした。特にシェフ役のレイフ・ファインズは見事なまでの「カリスマ」を表現し、威厳と不気味さを嫌というほど堪能させていただきました。アニャ・テイラー=ジョイは相変わらず、そこにいるだけでその空間をミステリアスなものにしてしまうような雰囲気をまとっていて、ニコラス・ホルトに関しては、見事なまでに気持ち悪い料理オタクを演じきっていましたね。脇を固めていたジョン・レグイザモも、いい味出していました。やっぱりキャストは大事ですね。
全国の映画館で上映される映画というよりは、中・小規模な映画館で取り扱われそうなテーマの映画のように感じましたね。あの映画の雰囲気を堪能するには、やはり映画館で見るのがおすすめかなと思います。実はR-15指定作品だったりするので、なかなかショッキングな演出をしてきます、お気をつけてお召し上がりください。
□後書き
とりあえず2回目の投稿にこぎつけました。初回に比べればスムーズに書くができた気がしますね。最初にも書きましたが、三日坊主君なところがあるので、消えないようにあまり気張らずにのんびりと書いていけたらなと思います。
次はおそらく「ザリガニの鳴くところ」の感想になると思います。今わかっている情報だけでも結構面白そうなので楽しみです。水曜日が祝日なので、TOHOシネマズの水曜割引を使って見に行こうかな。わくわく。